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月刊少年ジャンプのエロ枠を振り返る



 ガガリアン諸兄は月刊少年ジャンプにどのような思い出があるだろうか。多くの人にとっては「おばあちゃんに週刊のほう買ってきてって頼んだら間違えて買ってきた。でもそのおかげでわたるがぴゅんとかあばれ花組とかの面白さに目覚めた」といったものではなかろうか。しかし、月ジャンにはそういった熱い正統派少年マンガとは別に、素晴らしいウリがあったのも決して忘れてはならないことだろう。そう、エロである。
 休(廃)刊から5年以上が経過し、SQの好調もあってすっかり忘れられている憾みもある月ジャンだが、そのエロさ、少年のリビドーを高め、股間の基底材を猛り狂わせた功績と恩義は決して忘れてはならない。というわけでまとめを作ってみたよ。
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1:小原宗夫「瞳ダイアリー」
 80年代後半から90年代前半まで連載。劇画テイストを色濃く残したディープな画風ながら、フェティシズム溢れる優れたエロで一部の好事家からは今なお熱狂的な支持を集めているのが本作である。実際、古本屋では単行本、英知出版からの復刻版ともに異様な高値がついている。
 ボランティア精神溢れる女子高生の瞳ちゃんが、体を使って色々な人にエロい人助けをしていくという話で、別にそれ以上の内容はないのだが、とにかくエロい。そして、常人の理解を超えた展開が続出する。

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 これ、どういうストーリーなのかわかります? 読んだ俺でもわからん。ただ、どれもちょっと小粋な人情話になっており、「ザ・シェフ」が料理をダシにした人情話なのと同様、本作「瞳ダイアリー」はエロをダシにした人情話と言えなくもない。

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 あとこの話(↑)、月ジャン本誌では死神くんのめっちゃ泣ける話と同じ号に載っていて(利き手を怪我した友人の絵を代わりに完成させる話)、懐かしさのあまり国会図書館でその号丸ごと出してもらったんだけど、「瞳ダイアリー」だけ破られてました。破った人、怒らないから正直に名乗り出るように。しばいたろか。

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2:みやすのんき「やるっきゃ騎士」「OH!パンタクBOY」
 やるっきゃ騎士については、wikipediaに項目も立っているし今更説明不要だろう。後年「冒険してもいい頃」という傑作を描いたみやす先生の初期の代表作であり、平然とまんこまで出す摘発スレスレの逸品である。ぶっちゃけ当時かなり実用されたと思う。スジと毛を描かなかった辺りが、みやす先生の良心なのか、やむなき規制なのか。ストーリーは、聖愛学園に入学した誠豪介くんがエロいトラブルを起こしまくるというだけです。なお1巻の読者投稿欄(?)に竹熊健太郎だの白倉由美だのの名前があるが、深く追及しないことにしておきたい。
「OH!パンタクBOY」は2000年ごろに連載された、やるっきゃ騎士のリメイク的作品だが、主題が「パンタク」(魚拓のようなもの)に置かれているあたりがポイントだろう。

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 あとはまあ、こういうマンガだということが上の画像で分かってもらえると思う。

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3:西野つぐみ「ゆらめき!パラダイスGIRL」
 濃いのが続いたのでライトエロを紹介。西野先生は名前の通り女性作家で、そのキュートな画風とストーリーが寧ろ月ジャンでは異彩を放っていたといえよう。青春真っ盛りの中学生、大地翔くんの元に、成仏できない美少女の幽霊ゆらちゃんがやってきて、ドタバタを起こすというラブコメディだ。エロも過激なものではなく、女の子がちょっとドキドキしながら読むようなもので、まことに甘酸っぱく、微笑ましい。こういうマンガにときめいたあの頃の記憶、大切にしたいですよね。1995〜1996ごろ連載。

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4:雨宮淳「ショッキングBOY」「ミラクルメイク勇司」
「夢に現れた女体に童貞を捧げなければ死んでしまう宿命」ちょっと何言ってるのかわからないと思いますが、そういうわけで死なないために早乙女拓也くんが「夢の女体」を高校生活で探すという、ハーレムエロコメディです。で、夢の女体というのは、ケツにハート型の痣がある女体ということだけが手がかりです。んで大体諸兄が想像するようなエロ話が続いていくわけですが、主な舞台がテニス部ということで、ドロドロせず明るくエッチな佳作に仕上がっている。スキー合宿の話など、俺もこんな青春を送りたかった、俺もこんな青春を送りたかった、俺もこんな青春を(以下ラヴェルのボレロと同じくらい繰り返し)と思わせるものがあり捨てがたい。コンピュータを駆使したトーン処理なども、1996〜1999年連載という時代性を考えると注目に値しよう。

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「ミラクルメイク勇司」は月ジャンオリジナル連載。デザイン専門学校に通う特殊メイクの天才、坂崎勇司くんがその技術でエロいことと人助けをするというもので、勿論主人公は童貞なのであった。

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5:林崎文博「つきあってよ!五月ちゃん」
「ガブメント」で全世界のケモナーを狂喜乱舞させた林崎先生の初期作品。前半(単行本1〜3巻)と後半(4・5巻)で内容がまったく異なっており、前半は空手少女の浅香五月ちゃんと、中国拳法を学んだ恋人の大山鉄くんとのつかず離れずの恋愛模様を中核にした、格闘エロコメディ。「空手の達人の五月ちゃんを倒したらつきあってもらえる」うーん、こういう設定私大好きです。

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 後半はリーゼント高校生の南和樹くんと担任教師・庭野五月ちゃん(上画像)の禁断の? 恋愛模様で、エロ度はやや控えめになっているが、恋愛マンガとしての完成度は高い。佐野元春が援用されるくらい青春しております。これはもう、前半と後半どっちがいいかは好みの問題ですね。なお、御覧のように絵は抜群に巧い。1996〜1997年作品。

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6:おおめ裕一「未来ちゃん旋風」
 今回紹介するマンガで最も知名度が低いのが本作だろう(1992年にごく短期間だけ連載)。他人の服を身に着けるとその人物の能力を発揮できる、という超能力の持ち主北原未来ちゃんが主人公。例えば、空手の名人の胴着を着れば空手の名人に、水泳選手の水着を着れば泳ぎの達人に、NBA選手のユニフォームを着ればNBA選手並に……という具合。この設定は個人的にはかなり秀逸だと思うのだが、その上にヘタレの兄(上画像のメガネ。勿論シスコン)を配しておくなど心憎い演出で、今、リメイクしたらかなり人気が出るのではないか。ちょっと泥臭い画風も、かえって清新な魅力が感じられる。後述する柴山薫先生のアシスタントでもある。

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7:柴山薫「爆骨少女ギリギリぷりん」
 1996年から1999年連載。柴山薫先生はデビュー以来、少年マンガならではの熱さとエロを過不足なくミックスさせた佳作をコンスタントに描いていたが、その最高傑作がこの「爆骨少女ギリギリぷりん」であろう。まずタイトルが完璧である。ギリギリ且つぷりんだからね。常人には絶対に付けられないよね。
 私立マルチメディア学園高等学校に入学した白鳥萌留ちゃんは、普段は藝能コースに通う平凡な少女。しかし、ひとたび学園にエロい事件が起きれば、マスクを付けて純白のサブミッションエンジェル「ホワイティ・スワン」―通称ギリギリぷりん―に変身し悪(主に校長以下変態教師)をぶちのめすのだ! 柴山先生の格闘技への愛がひしひしと伝わる。闘う女のエロさというのはいつの時代も男を魅了するが、エロ目的だけでなく、正統派少年マンガの一級品として素直に楽しめよう。

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 今改めて読むと、校長先生(上の画像の狼男)がケモナー的には高得点だった。
 なお、柴山先生は2007年に42歳の若さで死去されている。コミックマーケット83では親交のあった人々により追悼同人誌も出された。才能のある人が夭折するのは、悲しい。

 このほか、なんといっても永井豪先生の「けっこう仮面」があるとか、弓月光先生やあろひろし先生の作品の話とか、初期の坂口いく先生が意外とエロい読み切りを描いていたとか、女装美少年とメガネっ娘がタッグを組んで女子プロレスをする設定だけなら100点満点の「そるじゃあAN」(宮松薫先生)とか、プレミアがついている今西まさお先生の「どっきりマイクローン」とか、「たたかえ!たらんてら」(葉生田采丸先生)の巨乳には目を見張るものがあったとか、色々言いたいことはありましょうが、収拾がつかなくなってくるので、この辺で終わり。
 これらのエロは、物心ついたときからToLoveるがあった世代には、その重要性が理解されないかもしれない。しかし、我々にとって少年時代に胸と下腹部を熱くさせた想い出は、永遠の宝である。大人になった我々は、その気になれば毎日生乳首くらい見れるはずだが、しかし、童貞だった頃にマンガの1コマで見た乳首ほどの感動は、もう得られなくなっているだろう。一エロを笑うものは一エロに泣くという金言もある。今、月ジャンに限らず、月刊少年誌のエロ枠は読み直しが迫られているのではないか。(岸本元)

カテゴリ: コラム
2013年03月10日 03時32分04秒 Posted by きしもとげん ( 97,812 PV ) 勢い:45


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コメント(リンクの記載「http://」は行えません)
1 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)03:45:54. ID: 0e3940bbp
週刊の方しか読んでません><、
2 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)04:04:43. ID: 26f66bc4p
胸キュン刑事、いけないルナ先生はマガジンだったか
3 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)08:49:01. ID: 728070b5p
週刊でやろうとすると量が多すぎて何記事にもわけないといかんな。
4 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)11:17:10. ID: 205260d7p
今度漫喫行ったら探してみよう
5 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)15:16:25. ID: a86fc1dep
他に集英社からではベアーズクラブでエロ連載が多かった

>2
胸キュン刑事は週マガ
ルナ先生シリーズ他 上村純子先生の作品は月マガすね
あと、月マガではあの川原正敏先生が描いていたパラダイス学園も捨てがたい
6 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/10(日)20:17:05. ID: 40d2f705p
2000年ぐらいまで完全にエロ本で草回避
7 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/11(月)03:13:43. ID: 61d12952p
なつかしいいいい
8 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/11(月)19:24:59. ID: 0ba64745p
何故けっこう仮面とふたばくんチェンジをサラッと流したのか小一時間問い詰めたい。
ネタとしてメジャー過ぎるからか?
9 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/12(火)21:04:46. ID: 3302164dp
てんで性悪キューピッドはー?
10 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/12(火)23:14:42. ID: db75704cp
バスタードは?
11 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/13(水)00:43:32. ID: 421e1621p
おや?ZENKIがないとはどういう了見じゃ
12 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/13(水)16:35:55. ID: a5ad4ef9p
小1のころ床屋でどっきりマイクローン読むのが楽しみだったわ。
13 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/13(水)21:36:28. ID: 45f57b4dp
週刊だとバスタードがお世話になってたが、月刊だとやるっきゃ騎士だな。
小学生が入院したときのお見舞いに月刊を買ってくるとか、俺の親はどういうつもりだったんだよ。
お陰で、人の目を気にせず食い入るように見る機会があって覚醒してしまったじゃないか。
よりにもよって、プロレス回だったのは奇跡だよ奇跡!
14 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/13(水)22:52:33. ID: f49c452fp
小さい頃、瞳ダイアリーを隠れて読んでたなぁ
15 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/14(木)03:58:36. ID: 361faf31p
こんなにあからさまじゃなかったけど、ものすごくエロ買ったのが「いずみちゃんグラフィティ」でした。週刊の方のジャンプです。80年代初期、ドクタースランプあたりの連載時期でした。
16 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/14(木)14:27:24. ID: 54dcf011p
週刊の方の漫画挙げてるアホは日本語読めないのか?
17 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/15(金)01:56:44. ID: 0e97cdc0p
ふたばくんチェンジ懐かしい。
お姉ちゃん(お兄ちゃん?)が好きだった。
18 名前:名無し@ガガリアン 2013/03/18(月)05:12:02. ID: 0ed1d116p
月刊と週間の区別ついてないバカ大杉
19 名前:名無し@ガガリアン 2013/12/07(土)17:20:14. ID: 44bcd874p
柴山薫先生の「ライバル」に出ていた、仁王立ちの裸の女の子を下から見上げるというシーンが忘れられない。

制服女子が自らスカートをたくし上げるというシチュエーションもいまだに大好き。
(そんなエロ画像をしょっちゅう検索してるw)

自分の性癖のルーツはほぼ間違いなく月ジャン。
20 名前:名無し@ガガリアン 2013/12/19(木)23:07:46. ID: fb448d7fp
ルナ先生に興奮してました
21 名前:名無し@ガガリアン 2016/02/05(金)00:21:32. ID: 276e969fp
ZENKIだよ!TVアニメで夕方やってたけど、女の子の入浴シーンも乳首こそ描かれてないものの出てきて、小学生ながらにコーフンものだ!
22 名前:名無し@ガガリアン 2016/10/19(水)00:40:03. ID: 26f1d5e1p
私のエロのはじまり全てを思い出しました。スーパーありがとー
23 名前:名無し@ガガリアン 2016/10/19(水)01:38:02. ID: fa7c71c1p
爆弾が仕掛けられています。というウソで侵入するドッキリ企画の話でしたね、たしか。

どこまでやるのか?みたいな?
絹でこすると解除されます、お姉さん絹のパンツ履いてらっしゃいますね!
(その前に、エスカかどこかで、絹のパンツを目撃している。)
パンツがちぎれたかなにかで、ブラをこする。

子供だったので、意図が良く分からなかったのですが、大人になって、
爆弾がブツを連想させていたのか、と突然、思いだしたことがあります。

いったいあれはなんだったんだ?と思い、今検索したら一発ででてきて、あぁ、そういうエロテイストの連載マンガだったのかとわかりました。
24 名前:名無し@ガガリアン 2018/11/01(木)09:57:46. ID: e5b9eae9p
月刊ジャンプと言えば、こら股天狗?みたいな下ネタ漫画もあったな